トレイルカメラ(自動撮影カメラ)の特徴と防犯への活用

防犯意識の高まり
トレイルカメラ(自動撮影カメラ)の特徴と防犯への活用

日本は、世界基準で見るとかなり安全な国というのは一般の認識ですが、そんな日本でもやはり日々犯罪の被害に遭う人がいるのも事実です。
10年前と比べれば、街中の防犯カメラの数はかなり増えていますし、自宅の周囲に防犯カメラを設置している人も本当に多くなったことは、住宅街を歩いていても感じられます。
防犯意識が年々高まっているのは間違いありませんが、それに伴って防犯カメラの性能や価格にも変化が生じていて、購入しやすいもの、設置しやすいものがずいぶん増えました。
今ではかなりの数の製品が出ているので、正直どれを選べばいいか迷うという人も多いのではないでしょうか。
防犯カメラの中のトレイルカメラは、人が通るとその動きを感知して自動で撮影するというタイプです。
つまり、動く気配があったときだけ働くカメラというわけですが、通常撮影しているタイプの防犯カメラと比べると、トレイルカメラはかなり高い画素数で高画質な撮影ができるので、鮮明な画像を残すことが可能です。

自動で反応するまでのタイムラグ
自動で反応するまでのタイムラグ

トレイルカメラのデメリットとしては、自動で人影を感知して反応し、撮影するまでに0.5秒~1秒ほどの時間がかかるという点が挙げられます。
反応してから撮影までの間に、もしターゲットがすばやく動いたとすると、撮影が間に合わない可能性もあり得るのです。
トレイルカメラの設置を考えている方は、この反応速度の問題を十分考慮に入れて設置を検討するべきでしょう。
一方、前述したように画像のクオリティとしてはとても高いので、いざというときにトレイルカメラで撮影されたものが重要な証拠となる可能性もあります。
また、最近では音声録音が備わっている機種や、防水機能が搭載されている機種も多いので、防犯対策の面で非常に大きな役割を果たすアイテムとなっています。
どのような場所で、何を対象に防犯対策をするかは様々ですが、自動で反応して働いてくれるトレイルカメラの基本については、あらかじめ知っておくことが重要です。
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