屋外型の防犯カメラで空き巣を徹底監視

空き巣の心理と侵入手段を考える
空き巣の心理と侵入手段を考える 空き巣と言うと、ピッキングなどのいわゆる七つ道具を操って家屋内に不法侵入するといったイメージが強いですが、実はピッキングで侵入する例は極めて少ないと言われています。
空き巣はなるべく素早く侵入し、なるべく手早く仕事を済ませてさっさと逃走したいので、ピッキングのような手間のかかる方法はあまりとらないのが常であり、侵入の際は手っ取り早く窓ガラスを破って侵入する方法が最もポピュラーです。
身近にあるような道具を使って、音を立てずにガラスを壊し、壊した穴から手を突っ込んで解錠します。
面格子付きの窓だから大丈夫、と油断して鍵を開けたままにしている人は多いかもしれませんが、実はこれも空き巣の思うツボです。
空き巣対策用の本格的な面格子でない限り、バールなどで簡単にこじ開けられてしまうため、面格子があるから大丈夫、という油断は禁物ということになります。
施錠も面格子も空き巣対策としてそれほど効果が無いとなると、ここで威力を発揮するのが防犯カメラです。
屋外型カメラで防犯意識の高さを示そう
屋外型カメラで防犯意識の高さを示そう 防犯カメラとして取り付けられる屋外型カメラで最も一般的なのは、ボックス型防犯カメラです。
価格や性能は様々ですが、高性能の機種では音声の録音機能を持つ製品や、夜間でも撮影できる赤外線タイプなどがあります。
こうした防犯カメラを稼動させれば、空き巣の姿を捉え、犯人逮捕につながることは間違いないでしょう。
また、侵入の手口を警察に提供することで、後々の犯罪被害を防ぐ重要な対策の材料にもなります。
防犯カメラが空き巣対策として効果的なのは、カメラの性能だけではありません。
カメラそのものの機能よりも、むしろ防犯カメラがそこにあるというだけで空き巣に侵入を躊躇させる抑止効果があるのです。
屋外型カメラを空き巣の侵入経路に設置している家は、防犯意識が高い家と瞬時に判断され、空き巣の犯人はリスクを避けようとするはずです。
このようなことから、本来の機能を持たないダミーの屋外型カメラでも一定の抑止効果があるとされています。
しかし、いざというときに犯人の姿をおさえられるほうが良いことは当然であり、そもそも空き巣は防犯カメラが本物かどうかなどはすぐに見破るので、ダミーカメラはおすすめできません。
まずは性能の良い屋外型カメラを設置することが、本当の意味での空き巣対策の第一歩なのです。
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