人間社会の中で生活している以上、人と人との関わりは避けられません。
特に都市部などの住宅密集地では、近隣トラブルが頻発しやすいものです。
小さい子どもがいる家庭の騒音問題や、挨拶をする・しないといった身近ないさかいはしばしば見られますが、中には犯罪に発展しかねないレベルのトラブルも起こります。
隣人が道やベランダから罵声を浴びせる、のぞきや盗撮などの嫌がらせをする、ドアや塀に落書きをする、他人の敷地内にゴミを投げ入れてくるといった行為は、すべて犯罪と見なされる可能性があります。
しかしこれらは、証拠がなければ警察に訴え出ることもかないません。
そこで活用したいのが高性能な防犯カメラです。
屋外型防犯カメラをベランダや軒下、玄関などに設置することで、違法行為をしかけられ際に、画像や音声などの動かぬ証拠を提出することができます。
ただし、あまりにたくさんの防犯カメラを設置すると、今度は相手から盗撮などの言いがかりをつけられる可能性が考えられるため、設置台数は最小限にした方が良いかも知れません。
近隣トラブルを起こす人物は言いがかりや言い逃れの達人でもあるため、弱みを握られないよう注意して証拠をつかむことを意識しましょう。

防犯カメラは、上記のような違法行為に当たるケースのみならず、一般的なマナー違反の証拠としても利用価値があります。
たとえば、駐車場の使い方やゴミ出しのマナーがなっていないといった場合、防犯カメラでマナー違反の様子を撮影すれば、その証拠を見せた上で当人に注意することができます。
それだけでなく、防犯カメラで撮られているという意識がマナー違反を犯すことを抑止し、近隣トラブル自体が解消される効果も期待できるのです。
賃貸マンションなどで、ペット禁止にもかかわらずペットを飼育しているなどの場合でも、防犯カメラでチェックすれば注意を促す効果が高まるでしょう。
屋外型防犯カメラは、近隣トラブルやマナー違反の防止にも大いに役立ちそうです。