都市部には特に数多くの集合住宅があります。
マンションやアパートなどが増えるにつれ、住民やそれ以外の人が引き起こすトラブル件数も圧倒的に増えてきています。
集合住宅の入居者のマナーが悪いと様々な問題が発生し、他の入居者や近隣の住民に迷惑をかけることになるでしょう。
そういったトラブルを少しでも減らし、住みやすい環境を作るためにも、共用部分に防犯カメラを設置する例が増えています。
良からぬ考えを持った人間がいても、防犯カメラの存在に気づくと何もしないケースは多いものです。
こうした抑止力を高めるためにも、防犯カメラは導入すべきでしょう。
もし、集合住宅内で何らかのトラブルが発生したとしても、防犯カメラがあれば、犯人を特定することができ、警察に通報したり直接住民に注意を促すことができるようになります。
日本人はマナーが良いとは言われますが、皆が品行方正というわけではもちろんありませんし、性善説に立って他人を信用していると、大きなトラブルに発展する可能性もあることに注意すべきなのです。

住民マナーの向上にも大いに役立つ防犯カメラは、付近の治安レベルも必然的に改善します。
住民は安心して集合住宅内で過ごすことができ、トラブルが起こった場合も、防犯カメラのおかげで客観的事実が証明されるのは心強いことです。
集合住宅の賃貸物件や分譲物件を探している人にとっても、防犯カメラの有無やカメラの台数は、入居を決める有力な判断材料となります。
ですから集合住宅を所有している人は、入居率アップのためにも満足度アップのためにも、防犯カメラの重要性を今一度認識しましょう。
集合住宅の入居者が迷惑行為だと感じていることの一つに、業者のセールス活動があります。
防犯カメラは、部外者に心理的な抵抗感を生じさせるだけでなく、顔が記録されるのを嫌う悪徳業者を排除できる可能性が高まります。