集合住宅には多くの場合、入居者のための駐車場や駐輪場が設けられています。
しかし、この駐車場や駐輪場をめぐっては、入居者の間でトラブルを生むことが多いのです。
駐車中の自家用車が傷つけられたり、契約していない車が勝手に停めているなどで、住民同士でケンカになったりと、住民間に大きな不安を与えることになるでしょう。
こうした事態を回避するためにも、駐車場・駐輪場には防犯カメラをしっかりと設置しておくのが基本的なルールとなっています。
どう気をつけていても、運悪く車上荒らしや車の盗難被害に遭うこともありますので、防犯カメラの設置は必須です。
駐輪場には自転車や原付バイクが置かれていますが、これらは車以上に盗まれやすく、イタズラされることも多いものです。
そういった駐車場・駐輪場で起こりうるトラブルを未然に防ぎ、被害を最小限にとどめるのは、集合住宅のオーナーの責務と言っても過言ではありません。
集合住宅の駐車場・駐輪場はトラブルの温床になりやすい場所なので、安心して車や自転車を置けるように、防犯カメラでの監視を強化しましょう。

駐車場・駐輪場に防犯カメラを設置する際には、どんなタイプを選べばよいのでしょうか。
屋外に駐車場・駐輪場がある場合、夜間は特にトラブルが起こりやすい時間帯です。
ですから、暗くてもハッキリと犯人の顔やナンバーなどを記録できるクオリティの防犯カメラを設置すべきです。
車上荒らしをするような人物は、防犯意識の低い駐車場・駐輪場を好んで犯罪の場に選びます。
そこで、集合住宅の駐車場・駐輪場にはあえて目立つように防犯カメラを設置し、その存在を示して防犯意識の高さを知らしめることが重要です。
カメラの開発技術が進み、夜間の撮影に強い機種も多数発売されているので、最適な防犯カメラを選び、駐車場・駐輪場の安全とマナー向上を促しましょう。